開催日時 | 2019.8.2 |
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開催場所 | 分子科学研究所 |
定員 | 5 |
【定員となったため締め切りました】
SEMセミナー ~チャージアップ軽減:試料作製と観察ノウハウ~
走査電子顕微鏡(以下、SEM)は光学顕微鏡に比べ、焦点深度が深く、立体的な画像が得られること、X線分析装置との組み合わせで、微小領域の組成分析が可能という特長から材料系、医学系、生物学系と様々な分野で使用されます。低真空SEMの出現により、非導電性試料もそのまま挿入するだけで、像が得られるようになりましたが、「チャージアップ」は存在しないという先入観のため、チャージアップに気づかないまま、得られた画像をデータとして使用しているユーザーも否めません。一方、低真空機能を持たないSEMにおいては、チャージアップに泣かされ、試料作製が像観察においてポイントとなります。さらに、観察条件の設定も求められます。
本セミナーでは、高真空SEM(FE-SEM)による像を得ることを想定し、フィルム、粉末試料、生物試料、ガラス等非導電性試料などをいかに綺麗な像を得るか、参加者が持つ知識、経験を情報共有することにより、様々な非導電性試料の観察像を得るノウハウを得ることを目的とします。このことにより、質のよい研究支援に結びつくことが期待できます。
【日 時】 2019年8月2日(金)13時00分~16時00分
【場 所】 自然科学研究機構 分子科学研究所 機器センター(山手キャンパス)
(〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1)
【定 員】 5名
優先①大学連携研究設備ネットワークにSEMが登録されている方
②現在SEMを管理担当されている方
【対 象】 SEMを管理担当する大学の技術職員、技術支援員、技術補佐員等、その他
レベル:中級(非導電性試料の観察経験者)
【機 器】 電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM)
日本電子製 JSM-6700F
【主 催】 自然科学研究機構 分子科学研究所(大学連携研究設備ネットワーク)
【旅 費】 分子科学研究所支給あり(技術職員、技術支援員、技術補佐員のみ該当)
【申 込】 https://eqnet-study.jp/sem.html
【申込締切】2019年6月26日(水)
【プログラム】
8月2日(金) 分子研(山手キャンパス)集合
13:00 自己紹介※5分ずつ、現在の業務紹介とSEMでの困っている点や取り扱っている材料についての紹介
13:30-14:30 試料作製法の検討、情報交換(各自持参の非導電性試料について)
14:30-15:30 観察(様々な条件で確認)
15:30-16:00 得られた画像について、試料作製、像について討論
セミナーに関する質問は、以下までお願い致します。
大学連携研究設備ネットワーク事務局
〒444-8585
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
自然科学研究機構 分子科学研究所
機器センター(担当:大原)
TEL:0564-55-7431
FAX:0564-55-7448
e-mail : eqnet-office@ims.ac.jp