開催日時 | 2019.6.17 2019.6.21 |
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開催場所 | 信州大学 |
質量分析個別研修会 ~JMS-700を用いた質量分析の基礎と応用~
【題目】 JMS-700による質量分析の技術修得を目指して
~よりよいマススペクトルを得るためのポイントは?~
【目的】 信州大学では、昨年採用された新人が一人で質量分析に対応しており、依頼者の要望に応えられていない。今後、機器共用を進めていく動きの中で、依頼者が求める測定法が多岐にわたるため、様々な測定法やサンプルの取り扱いについて知識・技術を身につけなければ、幅広い依頼測定に対応することが難しい。そこで正しい測定方法の習得と、複数の測定法の技術習得を行う事を目的とし、信州大学に設備されているJEOL社製JMS700を用いたさまざまな測定法の確認、メンテナンスについて実践形式で講習を行う。
【講師】 質量分析技術者研究会 三宅里佳 氏
【実施日】 令和元年6月17日(月)~21日(金)
【集合場所】 信州大学農学部機器分析センター
【日程表】
[1日目]
6月17日(月) 14:00~17:00
JMS700の装置設置環境の整備とメンテナンスについて
FABイオン源による測定1(ピーク調整、較正ファイル作成法)
FABイオン源のメンテナンス
[2日目]
6月18日(火) 9:00~17:00
FABイオン源による測定2 (スペクトル測定・ポジティブ/ネガティブ・Na添加法)
FABイオン源による測定3(精密質量測定・ポジティブ/ネガティブ・Na添加法)
[3日目]
6月19日(水) 9:00~17:00
FABイオン源による測定4(m/z4000までの較正ファイル作成と精密質量測定)
FABイオン源による未知試料の測定実習
[4日目]
6月20日(木) 9:00~17:00
EIイオン源メンテナンス
EIイオン源による測定1(ピーク調整、PFK較正ファイル作成・DI-EI・スペクトル測定)
EIイオン源による測定2(DI-EI・精密質量測定)
[5日目]
6月21日(金) 9:00~12:00
日常的におこなうメンテナンスについて
測定のノウハウ、要領のよいサンプルの取扱いとは?
実験室の安全管理について
【申し込みフォーム】https://eqnet-study.jp/_jms-700.html