開催日時 | 2019.6.25 2019.6.27 |
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開催場所 | 愛媛大学 |
【題目】
JMS-700による質量分析の技術修得を目指して
~よりよいマススペクトルを得るためのポイントは?~
【目的】
愛媛大学に設備されているJEOL社製JMS700を用いたさまざまな測定法の確認、メンテナンスについて実践形式で講習を行う。
愛媛大学では、一人職場であり、技術を教えてくれる人が全くいない状況で、独自で装置技術の習得を行ってきた。しかしながら機器共用が進み、依頼者が求める測定法が多岐にわたることや、様々な測定法やサンプルの取り扱いについて知識・技術を身につけなければ、依頼測定に対応することが難しくなってきた。そこで独学ではなく正しい測定方法の習得と、複数の測定法の技術習得を行う事を目的とする。
特に細部にわたるまでFAB法に関する実技を希望されているため、イオン源の交換、セッティングから測定を復習・確認しながら行うため、測定準備、マススペクトル測定、精密質量測定まで一通り一人で行えるように指導を行う。
【講師】
質量分析技術者研究会 三宅里佳
【実施日】
令和 元年6月25日(火)~27日(木)
【集合場所】
愛媛大学機器分析支援センター
【日程表】
6月25日(火)
13:00~17:00
・JMS700日々行うメンテナンスについて(室内の状況確認)
・測定の復習・確認(FAB・ピーク調整、較正ファイル作成法、イオン源メンテナンス)
6月26日(水)
9:00~17:00
・測定の復習・確認(FAB・スペクトル測定・m/z2,000あたりまで)
・測定の復習・確認(FAB・精密質量測定・m/z2,000あたりまで)
・これまでの操作について、ディスカッション
6月27日(木) 3時間
9:00~12:00
・全般:日々行うメンテナンスについて確認
・装置の運用形態(依頼分析で、自主測定で、両方で)
・測定のノウハウ、要領のよいサンプルの取扱いとは?
【申し込みフォーム】https://eqnet-study.jp/aform049.html