ICP-AESのための測定・試料前処理技術講習会 ~基礎的な干渉の影響から固体試料の溶液化まで~

開催日時 2018.11.19 2018.11.21
開催場所 東北大学
定員 2

 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP)発光分光分析装置(以下、ICP)は、誘導結合プラズマ中に試料溶液を噴霧することで、溶液に含まれる元素が分解・励起され、その原子中の電子が基底状態に戻る際に発する光の波長を測定することにより定性分析を、発光強度を測定することにより定量分析を行うことが可能である。固体・液体に関わらず、溶液化することができれば測定が可能なため、環境測定から工業、農業など様々な分野で使用されている。

 ICPは大学連携研究設備ネットワークにも数多く登録されており、測定時における基礎的な干渉についての知識の習得・理解、また測定試料の前処理部分を担当者・関係者が技術習得する事で共用利用の促進につながると期待される。

 本講習会ではICP測定を行うにあたり基礎的なイオン干渉等の影響の検討、また試料の前処理技術として金属材料を溶解させるための手法を学ぶ。

概要

日時 2018年11月19日(月)9時00分~17時
11月20日(火)9時00分~17時
11月21日(水)9時00分~17時
場所 東北大学金属材料研究所 3号館8F 材料分析研究コア
(〒980-8577 仙台市青葉区片平2丁目1-1)
定 員

2名
※大学連携研究設備ネットワークにICP装置が登録されている機関の方を優先(紹介のみでも可)

対 象 ICPを担当する大学の技術職員、技術支援員、技術補佐員等、その他
装 置 Thermo Fisher Scientific IRIS Advantage DUO
(または、Spectro ARCOS MV130)
主 催 自然科学研究機構 分子科学研究所(大学連携研究設備ネットワーク)
共 催 東北大学金属材料研究所 テクニカルセンター
東北大学金属材料研究所 材料分析研究コア
旅 費 分子科学研究所支給あり(技術職員、技術支援員、技術補佐員のみ該当)
申 込 https://eqnet-study.jp/form/icp-aes.html
申込締切 2018年10月30日(火)

【プログラム】

11月19日(月)
9:00-12:00 海水測定におけるイオン干渉等の評価
海水中に含まれる測定対象元素をいくつか選択しICP測定を行い、イオン干渉について比較・検討します。
13:00-17:00 Y3Al5O12試料のKHSO4融解
固体レーザーに用いられるY3Al5O12(イットリウム・アルミニウム・ガーネット:YAG)を、KHSO4を用いて融解処理を行い、実際にICP測定します。
11月20日(火)
9:00-12:00 (Gd,La)2Si2O7試料の炭酸ナトリウム融解
シンチレータ単結晶に用いられる(Gd,La)2Si2O7を、炭酸ナトリウムを用いた融解処理行い、実際にICP測定を行います。
13:00-17:00 Ru試料の過酸化ナトリウム融解
Ruを含有した固体試料を、過酸化ナトリウムを用いた融解処理を行い、実際にICP測定を行います。
11月21日(水)
9:00-12:00 鉄鋼分析各種元素
鉄鋼の溶液化処理を行い、ICP測定を行います。
13:00-17:00 Co-Cr-Mo合金のマイクロ波分解と開放系分解
Co-Cr-Mo合金を題材に、マイクロ波分解と開放系分解を行い、その差異を比較・検討します。

セミナーに関する質問は、以下までお願い致します。

大学連携研究設備ネットワーク事務局
〒444-8585
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
自然科学研究機構 分子科学研究所
機器センター(担当:大原)
TEL: 0564-55-7431
FAX: 0564-55-7448
Email: eqnet-office@ims.ac.jp

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