開催日時 | 2018.10.3 2018.10.5 |
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開催場所 | 広島大学 |
定員 | 10 |
大学で化学、薬学を専攻した場合、NMRについての知識はあるが、
実機による測定を行った経験がなく、企業において実践の場でNMRを利用する際に、
大学で学んだ知識や経験を十分に活かせず、疑問点を抱えたまま、
ルーティン作業となるケースが多く見られます。
そこで、社会人にむけた振り返りのためのNMR基礎講習会を企画し、
座学でこれまでのNMRに関する知見をブラッシュアップし、
オンサイトトレーニングで疑問点を解決し、
理論及び測定ノウハウを習得することを目的とした講習会を開催致します。
【日 時】 平成30年10月3日(水) 13:00~15:00、15:20~16:20
10月4日(木) 13:00~17:00
10月5日(金) 9:00~12:00、13:00~17:00
【場 所】 広島大学 大学院工学研究科 講義室(講習会)NMR室(トレーニング)
【定 員】 10名(先着順)
【対 象】 NMRについて初級~中級の方
【講 師】 (株)日本電子 江口 恵二氏、(株)日本電子 芦田 淳氏
【旅 費】 支給有 、旅費希望者の申し込み締め切りは9月3日(月)まで。
【参加費】 無料
【主 催】 大学連携研究設備ネットワーク事業、分子・物質合成プラットフォーム
【申 込】 https://eqnet-study.jp/nmr_hiroshima_d.html ←大学の方はこちら
https://eqnet-study.jp/nmr_hiroshima_k.html ←企業の方はこちら
【申込締切】平成30年9月26日(水)
※旅費希望者の申込締切は9月3日(月)
【プログラム】
[講演]
10月3日(水)
13:00~15:00 溶液NMRについて (株)日本電子 江口 恵二氏
NMRの基礎を再確認し、日常的に使用する1次元測定、分子構造の特定に役立つ2次元測定、
材料の研究・開発に欠かせない多核測定の講演を予定しております。
15:20~16:20 固体NMRについて (株)日本電子 芦田 淳氏
溶液NMRとの違いについて、また、固体NMR法の原理と測定事例からのメリット、
デメリット、測定法の適正についての講演を予定しております。
[トレーニング]
固体NMRオンサイトトレーニング (株)日本電子 芦田 淳氏
初めて固体NMRを扱う方を対象としたBasicコースと、
日常的に固体NMRの測定を行っている方を対象としたAdvancedコースを予定しております。
機器名:Varian NMR system 600PS Solid(2010年式)3.2mm、6.0 mmプローブ使用
サンプル:各種標準試料、受講希望者からの持込も可(要相談)
解析ソフト:VnmrJ 4.2
10月4日(木)
13:00~17:00 Basicコース
・測定核種のチューニングや90°パルス、マジックアングルの調整
・MAS法とCP法のトレーニング
10月5日(金)
9:00~12:00 Advancedコース1
・固体NMRの2次元測定法であるWISEとHETCOR測定のトレーニング
13:00~17:00 Advancedコース2
・三重共鳴プローブ(トリプルレゾナンス)を使用した測定法のトレーニング
※参加人数により、スケジュール変更を行う場合があります。
講習会に関する質問は、以下までお願い致します。
大学連携研究設備ネットワーク事務局 〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38 自然科学研究機構 分子科学研究所 機器センター TEL:0564-55-7490 FAX:0564-55-7448 e-mail : eqnet-office@ims.ac.jp