開催日時 | 2020.11.5 |
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開催場所 | WEB |
【目的】近年、大学の材料系研究開発では、データを活用に注目が集まっている。特に新型コロナウイルス感染拡大により、より一層のデータサイエンスや遠隔技術などの必要性が高まっている。既に各大学での機器共用は研究インフラとして根付き始めているが、装置担当者が次に身に着けるべきデータ活用技術に関する教育も必要である。そこで、すでにデータ駆動型研究を推進している物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 松波 成行 氏から機器共用における、データの蓄積・利活用について実践的な内容の講義を行う。
【講演】データ駆動型研究の進展に伴い,効率的かつ実用的なデータ収集の仕組みが求められている。物質・材料研究機構では,Wi-Fi無線方式および有線方式のIoTを併用し,主に計測・プロセスデータを対象としたデータ収集システムを構築し運用を行ってる。
本システムはIoTデバイスに高いせキュリティ技術を導入しているため、非ネットワーク環境に置かれている制御PC等にも設置が可能となっている。IoT経由からアップロードされたファイルは、XMLスキーマに基づいて計測パラメータのメタデータが抽出され、データサーバで自動的にデータベース(DB)化させている。本講義では主に材料科学分野でのIoTデバイスによるデータ集積の設計指針(データアーキテクチャー)について説明を行う。
【日 時】 令和2年11月5日(木)16:00~17:00
【場 所】WEB(ZOOMを利用)
【講 師】 物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 松波 成行 氏
【人 数】 40名まで
※所属機関が学内外へ機器共用を行っており、自身も共用装置の管理等を担当している方を対象とする。技術職員・スタッフを
優先します
【申し込み】https://eqnet-study.jp/form/post_8.html
定員になり次第、募集を終了致します。
【プログラム】
16:00~データ収集システムのためのデータアーキテクチャ(仮)
16:45~質疑応答
17:00 終了
【問い合わせ先】
自然科学研究機構 分子科学研究所 大学連携研究設備ネットワーク事務局
eqnet-office@ims.ac.jp 0564-55-7431
共催:ナノテクノロジープラットフォーム 分子物質合成プラットフォーム