開催日時 | 2020.3.25 2020.3.27 |
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開催場所 | 大阪大学 |
定員 | 5 |
JMS700による質量分析のさらなる技術修得を目指して
~種々のイオン化法を用いて測定してみよう~
【目的】
さまざまな質量分析計がある中で、セクター型質量分析計であるJMS-700は、イオン化法の種類もいくつも用いることができ、さまざまな化合物に対応できるため大学等では今なお現役のところが多い。しかし、イオン化法が種々できるということ、セクター型特有の扱いの難しさから機器共用にリストアップされているが、その性能をすべて発揮できているわけではない。今後、機器共用を進めていく動きの中で、依頼者が求める測定法が多岐にわたると考えられ、様々な測定法やサンプルの取り扱いについて今一度、知識・技術を再確認する必要がある。そこで初歩的な測定方法の習得と、複数の測定法の技術習得を行う事を目的とし、大阪大学に設備されているJEOL社製JMS700を用いたさまざまな測定法の確認、メンテナンスについて実践形式で講習を行う。
【講師】大阪大学基礎工学部 技術専門職員 三宅里佳(実施場所提供)
【日時】令和2年3月25日(水)~27日(金)
【場所】大阪大学基礎工学部化学応用科学科質量分析室
【対象】大学等の技術職員等(パート・派遣を含む) 5名
質量分析装置を担当している方・担当装置が学外共用している方
【旅費】支給有
【申し込み】https://eqnet-study.jp/form/jms700.html
【プログラム】
3月25日(水)・・・FAB測定法
13:00~ 測定実習(FAB法,精密質量測定,positive/negative)
15:00~ 測定実習(FAB法,高分子量の測定,positive/negative)
17:15 終了
3月26日(木)・・・Direct-EI/CI測定法
9:00~ イオン源の調整、確認
10:00~ 測定実習(EI, positive-CI法,精密質量測定)
12:00~ 休憩
13:00~ 測定実習(negative-CI法,精密質量測定)
17:15 終了
3月27日(金)・・・GC-EI/CI測定法
9:00~GCの調整、イオン源の調整、確認
10:30~ 測定実習(calibration)
12:00~ 休憩
13:00~ 測定実習(EI, positive/negative -CI法,精密質量測定定)
17:15 終了