ESR講習会@分子研

開催日時 2020.2.13 2020.2.14
開催場所 分子科学研究所
定員 6

ESR講習会@分子研

【開催目的】

電子スピン共鳴装置(ESR)は不対電子あるいは自由電子を検出する磁気共鳴装置であり、原理はNMRと似ているが、NMRは原子核を観測しているのに対しESRは不対電子(フリーラジカル)を観測対象としている。スペクトルから得られる情報は、不対電子の有無や周辺の環境及び構造、反応速度や反応機構などである。ESRの測定対象となる物質には必ず不対電子が存在しなければならないという条件があるが、実際の適用範囲は幅が広く自然界に分布しているものもあり、物理・化学・医学・薬学・地学など、ほぼ全ての分野で適応が可能である。しかしESRの測定は目的とする観測毎に知識や経験が必要とされるため、本講習会はESRを使い始めた人を対象に、有機系サンプルを用いた活性酸素やフリーラジカルの計測を実施例に、測定ノウハウ及び解析方法を学ぶことを目的として開催する。

分子科学研究所で開催する理由は、ESRの機器共用化を既に行っている分子科学研究所の先進事例を調査し、装置の共用化という現場を知る技術者から直接指導してもらうことで、各機関の共用化を円滑に進めるためである。また様々な試料の測定や温度可変測定などの測定技術を学ぶことで、広い分野の利用者に対し対応が可能になると期待される。

【日時】令和2年2月13日(木)~14日(金)

【場所】分子科学研究所 明大寺キャンパス 〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地

【参加対象者】大学のESR担当者、技術職員、技術支援員、技術補佐員

【講師】分子科学研究所 機器センター 中村敏和 特任研究員

分子科学研究所 機器センター 浅田瑞枝 技術職員

【定員】 6名程度

【申し込み】https://eqnet-study.jp/form/esr_ims1.html ※先着順ですが、同じ大学から複数名希望者がいた場合は人数の調整をお願いする場合があります。

【主催】自然科学研究機構 分子科学研究所(大学連携研究設備ネットワーク・NICA)

【講習機器】電子スピン共鳴装置(Bruker社製・E-500)/登録コード:S-OT-IMS-IC-001

【スケジュール】

1日目 13:00~16:00

・様々な標準サンプルによる測定の実践(固体・溶液・水溶液など)

2日目 10:00~16:00

・低温測定の準備から測定まで(液体ヘリウム温度)

・解析方法

・その他装置、オプション、試料調整用小物の紹介
質疑応答:随時
参加者持ち込み試料の測定可

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