開催日時 | 2019.11.13 2019.11.14 |
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開催場所 | 広島大学 |
定員 | 20 |
【目的】:目的・計画:広島大学内および学外の固体 NMR 測定に携わる教員および技術職員の測定技術を向上させ、
様々な測定 に対応可能なスキルを習得することを目的として、以下の固体 NMR オンサイトトレーニングを計画する。
・固体 NMR の基本操作法 (Basic コース) 固体 NMR の基本的な原理および操作法のトレーニングコースで、
マジックアングルスピニング(MAS)の原理を理 解し、1 次元 NMR 法で主に使用する DD (Dipolar Decoupling) および
CP (Cross Polarization) – MAS 法の理解と習得を 目指す。
固体 NMR の 2 次元測定法 (Advanced コース) MQ-MAS 法 スピン量子数が1/2 より大きい四極子核の固体 NMR 信号は、
核四極子相互作用の影響を受けるため、大きな 2 次の 四極子相互作用を MAS 法で消去できず、信号が広がり、高分解能測定の
妨げとなる。その影響を消去するには、高磁 場装置と MQ-MAS 法の組み合わせが非常に有効であることから、本手法のトレーニング
を行う。 高分解能(1H)測定法 高分子材料の結晶性や運動性の議論に役立つツールとして、NMR のパルスを変化させ、
スピンを自在に操作し、目的 とする詳細な情報を得る 2 次元 NMR 法が挙げられる。本講習会では多核種に比べ、分解能の低い 1H
の測定に着目した W-PMLG 法のトレーニングを行う。
【日時】2019年11月13~14日
【場所】広島大学 大学院工学研究科 共通機器室
【使用設備】600MHz 核磁気共鳴装置(S-CG-HSU-FE-AC-001)
【対象者】固体NMRの測定経験3年以上・解析できるかた(大学・企業・その他どなたでも参加可)
【定員)20名(学内10名、学外10名)※学内の方も申し込みフォームから申し込んでください。
【旅費】大学の技術職員等のみ旅費支給有
【主催】大学連携研究設備ネットワーク・広島大学
【申し込み】https://eqnet-study.jp/nmrhiroshima.html
【チラシ】固体NMR講習会2019チラシ.pdf
【プログラム】
13日(水)9:00 ~12:00
Basicコース 基本操作法 13:00 ~17:00
Advancedコース 1 T1ρ,1H高分解能測定法
14日(木)9:00 ~12:00 Advancedコース 2 MQMAS 法
13:00 ~17:00 Advancedコース 3 MAS-J-HMQC法
※スケジュールが変更になる場合があります。
お問い合わせ 広島大学技術センター 中谷 toshimin@hiroshima-u.ac.jp 082-424-7321