開催日時 | 2019.10.10 |
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開催場所 | 奈良工業高等専門学校 |
XPS/UPS実践講習会
X線光電子分光法(XPS: X-ray Photoelectron Spectroscopy)は主として内殻準位から励起される光電子を測定する手法であり、典型的に数ナノメートル程度の極表面における化学状態の分析、異物の同定、超薄膜コーティングの厚さ評価などに活用されています。紫外線を用いた紫外光電子分光法(UPS: Ultraviolet Photoelectron Spectroscopy)はXPSに比べてエネルギー分解能が高く、価電子帯近傍の電子状態を詳細に測定でき、仕事関数やイオン化ポテンシャルの評価などに使用されます。本講習会では、XPSとUPSを組み合わせた分析の実習を行い、基礎的な実用上の要所を学ぶことを目的としています。
【日 時】 2019年10月10日(木)10時00分~14時00分
【場 所】 奈良工業高等専門学校 物質化学工学科機器分析センター
(〒639-1080奈良県大和郡山市矢田町22番地)
【参加者】 ※募集終了
【機 器】 X線光電子分光分析装置 (XPS)
アルバック・ファイ製 ESCA 3057特型装置
【講 師】 奈良工業高等専門学校物質化学工学科 准教授 山田裕久氏
【主 催】 自然科学研究機構 分子科学研究所(大学連携研究設備ネットワーク)
【プログラム】
10月10日(木) 集合
10:00-11:00 奈良高専のXPS/UPS概略の紹介
11:00-13:30 シリコンを用いた分析の実習
13:30-14:00 データ解析実習
**大学連携研究設備ネットワーク事務局
〒444-8585
愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
自然科学研究機構 分子科学研究所
機器センター(担当:大原)
TEL:0564-55-7431
FAX:0564-55-7448
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