共用に関わる若手技術職員向け研修会~機器DXと共用の課題解決に向けて~

開催日時 2026.2.19 2026.2.20
開催場所 県民共済ドーム長浜研修館
定員 10

共用に関わる若手技術職員向け研修会~機器DXと共用の課題解決に向けて~

【目的】
近年、文科省ガイドラインの発行や、ARIM事業などにも掲げられているように、各大学や大学連携を通じた共用とDX化が国家レベルで推奨されている。機器共用においてはすでに20年以上が経過しており一定の認知度や成果は得られたものの、大学内でコアファシリティの整備を進める必要もあり、これまで以上に推進が必要とされる。

またDX化においては、研究全体を通して推奨されており、その中での機器から出力されるデータのDX化、または共用データのDX化などが進められているものの、まだどれも開始されたばかりで、よりよい収集方法や、それらデータをどう活用するのかという観点までが議論されていない。

今回は、4年前まで続いたコロナ禍により、当時入職したばかりの技術職員らが外部の技術職員と交流する機会が失われたことを踏まえ、若手を中心とした研究会を実施する。

分子研としても長らく継続してきた大学連携研究設備ネットワークや、ARIM事業における課題について、若手の視点から課題解決策や提案を受けることにより、よりよい仕組み作りの一助になるような意見をこの会で収集できると期待している。

【開催日時】
2026年2月19日(木)13:00~21:00
2026年2月20日(金)9:00~12:00

【場所】県民共済ドーム長浜研修館 会議室
〒526-0829 滋賀県長浜市田村町1411-1(JR北陸本線 田村駅から徒歩10分)

【参加対象者】大学・研究機関・公的機関に所属する技術系スタッフで、2020年前後入職の方を対象。
特にこれまで、機器分析技術研究会や、センター協議会などのイベントに出席したことがない方を優先します。
※人数が定員を超えた場合には、各大学から1名に絞らせていただきます。

【定員】10名(旅費補助有)
※定員に達した時点で申し込みは予告なく終了します。

【申し込み】https://forms.gle/pU15SQP7FS8PeDx96
締切:2025年12月10日(水)

【主催】大学連携研究設備ネットワーク

【問い合わせ先】
・申し込みに関する問い合わせ
分子科学研究所 機器センター 大学連携研究設備ネットワーク事務局
E-mail:eqnet-office@ims.ac.jp

・研修内容に関する問い合わせ
大阪大学 江口奈緒
E-mail:eguchi-n@office.osaka-u.ac.jp

【プログラム】
2026年2月19日(木)
13:00~13:30 自己紹介
13:30~15:00 ARIM事業の説明と、実際のデータを触りながらのディスカッション
・分析データはどのようなユースケースが考えられるか
・より多くの利用者に使用してもらうためにはどのような改善が必要か
・技術職員として、どのような利活用を望むか
・データを提供してもらうためにはどのような説明が必要か など
15:00~16:00 各機関の”共用” 状況の説明
※プレゼンは不要、各機関が使用しているパンフレットやHPを使いながら紹介
16:00~18:00 各機関への質疑応答
18:00~21:00 意見交換会

2026年2月20日(金)
9:00~9:30 講演「分析系技術職員として目指すもの」大阪大学コアファシリティ機構 技術専門職員 江口奈緒
9:30~11:00 機器共用をどう促進すべきか
11:00~12:00 研修会のまとめ

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