開催日時 | 2024.11.29 |
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開催場所 | 分子研, WEB |
定員 | 60 |
2024年度分子研異分野技術交流セミナー(第 6 回)
~ 創薬ケミカルバイオロジーの最先端へ ~
【日時】2024年11月29日(金)14:00 ~ 17:00
【場所】分子科学研究所 研究棟 301 + Zoom meeting (ハイブリット)
【主催】文科省マテリアル先端リサーチインフラ
【共催】大学連携研究設備ネットワーク
【参加登録】
https://registration.ims.ac.jp/exchangeseminar1129
【定員】60名程度(現地参加:大学技術職員等、先着順に旅費支給あり)
プログラム:(講演45分、質疑応答15分; 休憩10分)
14:00 ~ 15:00
神経変性疾患治療を目指したケミカルバイオロジー
講師:石川 稔 (東北大学)
概要:
これまでの低分子創薬は、疾患関連タンパク質の機能を制御する化合物の探索が主流でした。しかし、例えば神経変性疾患など、この方法では対応できない疾患が未だに多く存在します。この課題に対して私達は、タンパク質の機能制御以外の新しい方法によって、神経変性疾患を治療できる可能性に期待しています。本講演では、1)標的タンパク質を分解するケミカルバイオロジー手法と2)分子の水溶性を高める分子設計、およびこれらを神経変性疾患治療に活かす取り組みを紹介します。
15:10 ~ 16:10
ケミカルバイオロジーで拓く生物活性物質の機能解明と有用物質の創製
講師:北 将樹 (名古屋大学)
概要:
自然界には、生物進化や海洋共生など興味深い現象がみられ、その多くは内在性もしくは外因性の生物活性物質により制御されています。私たちは、このような生物間で特異的にはたらく物質の機能に注目して、医農薬の画期的なリード化合物の創出や、新奇な薬理作用機構の発見を目指しています。本セミナーでは、抗腫瘍活性や抗炎症活性を示す海洋天然物を題材として、有機合成、生体標的分子の同定、細胞内局在と機能解析、計算科学と分子設計など、様々な先端研究の手法を駆使して進めているケミカルバイオロジー研究について紹介します。
16:10~17:00 講師を囲んでプチ交流会 ・施設見学(現地参加者のみ)
【問い合わせ先】 賀来 美恵 [mkaku_at_ims.ac.jp (at は@に変換してください)]
【分子研HP開催案内】
https://www.ims.ac.jp/research/seminar/2024/11/29_6494.html