| 開催日時 | 2026.2.6 |
|---|---|
| 開催場所 | 名古屋大学、名古屋市立大学 |
| 定員 | 10 |
【目的】
各大学が保有する質量分析装置において、メーカーや型番が同じものであっても、その大学や部局が主に取り扱うサンプルに合わせた運用が行われている。それらは測定時のパラメーター設定や使用する備品に限らず、日々のメンテナンスや設置環境などにおいても異なる。
本会では、全く異なるサンプルを取り扱う施設をまわり、サンプルに合わせた運用や、装置管理の状況を確認し手法を学ぶ。本会の総括として、「質量分析活用スタンダート」を作成することを目指す。また、最新のトピックスとして現在ARIM事業等で進められている質量分析装置から出力されるデータの取り扱いについても情報を提供し、「質量分析活用スタンダード」での活用について議論を行う。
【開催日時】
2026年2月6日(金)10:00~17:30
【訪問場所】
名古屋大学、名古屋市立大学
【世話人】質量分析技術者研究会
大阪大学 三宅里佳、奈良先端科学技術大学院大学 西川嘉子、鳥取大学 横野瑞希
【参加対象者】大学・研究機関・公的機関に所属する技術系スタッフ(パート、派遣等含む)
【参加者条件】質量分析装置測定経験者、今後担当予定の方。
【定員】10名(一部旅費補助有)
※定員に達した時点で申し込みは予告なく終了します。
【申し込み】https://forms.gle/jpKGH61pQyk9BiPR7
締切:2026年1月28日(水)
【主催】大学連携研究設備ネットワーク
【共催】マテリアル先端リサーチインフラ
【問い合わせ先】
分子科学研究所 機器センター 大学連携研究設備ネットワーク事務局
E-mail:eqnet-office@ims.ac.jp
【プログラム】
10:00~10:05 名古屋大学医学部集合。本日の趣旨の説明、自己紹介
10:10~10:30 見学① 名古屋大学医学部
医学系サンプル:タンパク質やペプチドの分離、定性・定量分析
データベースを利用したタンパク質同定、プロテオーム解析
11:00~11:20 見学② 名古屋市立大学 共用機器センター
医学系サンプル:低分子化合物の分析
13:00~13:20 見学③ 名古屋大学工学部
無機系サンプル:分析とICP-TOF-MS等の見学
13:30~13:50 見学④ 名古屋大学理学部
有機化学系サンプル:低分子化合物の分析、NMRとMSを組み合わせた解析等
14:00~14:20 見学⑤ 名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)
プロテオミクス仕様のnanoLC-MS/M、低分子化合物・ペプチド・タンパク質等の精密質量測定用 LC/MSによるDIA, DDA測定等
14:30~14:50 見学⑥ 名古屋大学農学部
農学部における「Orbitrap Exploris 240 UHPLC-MS」運用について情報提供
15:00~16:00 参加者各機関の維持管理状況の説明
16:00~17:00 サンプルと装置の最適化について総合討論
17:00~17:15 まとめ
17:15~17:30 奈良先端科学技術大学院大学におけるARIM事業のご紹介