令和7年度 固体NMR 四重共鳴Probe設定講習(REDOR編)(上級)

開催日時 2026.1.21 2026.1.22
開催場所 九州大学 伊都キャンパス
定員 5

令和7年度 固体NMR 四重共鳴Probe設定講習(REDOR編)(上級)

【目的】
固体NMRを管理・利用する大学等の技術職員、研究者を対象に、高度な測定技術であるREDOR法に関する研修会を開催する。本研修では、サンプリング、複雑な四重共鳴プローブの設定、測定パラメータの最適化、データ解析までの一連の技術習得を目指す。参加者の技術力向上を支援するとともに、異分野・他機関の技術者同士の情報交換の場を提供することを目的とする。

【開催日時】
2026年1月21日(水)14:00~17:00
2026年1月22日(木)10:00~17:00

【場所】九州大学大学院理学研究院化学部門 W1-C304(伊都キャンパス)
〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744

【講師】矢野 陽 氏(九州大学大学院理学研究院化学部門 助教)

【参加対象者】大学・研究機関・公的機関に所属する技術系スタッフ(パート、派遣等含む)

【参加者条件】上記参加対象者の中で固体NMR(CP/MAS測定)の基本操作経験のある方を参加条件といたします。

【定員】5名(旅費補助有)
※実習の性質上、少人数に限定します。応募者多数の場合は、測定経験や研究内容を考慮し選考させていただきます。
※定員に達した時点で申し込みは予告なく終了します。

【申し込み】締め切りました。

【主催】大学連携研究設備ネットワーク
【共催】NMR Club

【問い合わせ先】
・申し込みに関する問い合わせ
分子科学研究所 機器センター 大学連携研究設備ネットワーク事務局
E-mail:eqnet-office@ims.ac.jp

・講習内容に関する問い合わせ
大阪大学 大学院理学研究科 技術部 稲角直也
E-mail:inazumi@tech.sci.osaka-u.ac.jp

【講習機器】
NMR装置:Bruker AVANCE NEO 600
プローブ:3.2mm MAS HFXY 四重共鳴プローブ
標準試料:¹9F ,¹³C,ラベル化 アミノ酸

【プログラム】
◆2026年1月21日(水) 理論とハードウェア基礎
14:00~15:00 座学
講義:REDOR法の原理と四重共鳴プローブの基礎
・REDORシーケンスの原理と応用例
・四重共鳴プローブの回路構造と調整のポイント

15:00~17:00 実習
実習①:サンプリング&プローブのセットアップ
・固体サンプル管のサンプリング
・各チャネル(¹H , ¹9F , ¹³C)の90°パルス幅決定
・CP(交差分極)条件の最適化

◆2026年1月22日(木) REDOR測定実践
10:00~12:00 実習
実習②:REDOR測定のパラメータ設定と測定
・標準試料を用いたREDOR測定のセットアップ
・エコー時間、積算回数などのパラメータ調整

12:00~13:00 昼休憩

13:00~17:00 実習
実習③:REDOR解析
・標準試料の解析
・研究用サンプルの測定

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