開催日時 | 2025.9.12 |
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開催場所 | 大坂大学 豊中キャンパス |
定員 | 4 |
【目的】大学連携研究設備ネットワークの予約システムや紹介システムを利用する大学の技術職員、技術スタッフの技術力向上や人的ネットワーク構築のために講習会を実施します。NMRは共用機器の中でも代表的な分析装置であり、特に化学系研究者の利用が非常に多いが、多種のプローブを用いた高度かつ複雑な分析手法には経験が求められます。近年は、HFXの三重共鳴プローブに対する需要が高まっており、大学への導入が進んでいます。このプローブは、新素材や医薬品分野における含フッ素化合物の構造解析において、従来用いられている二重共鳴プローブと異なる有用な情報が得られるため、今後の研究支援に不可欠な分析手法です。そこで本講習会では、日本電子製NMR装置の三重共鳴プローブを用いて、含フッ素化合物をサンプルとした測定原理や分析手法を学びます。また、自身の大学における潜在的な分析ニーズを掘り起こし、三重共鳴プローブの活用、並びに大学間における共用機器の利用促進につなげることを目的とします。
【開催日時】2025年9月12日(金)9:00~17:00
【場所】大阪大学 豊中キャンパス 理学部 D棟104室
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-1
【問い合わせ先】
・申し込みに関する問い合わせ
分子科学研究所 機器センター 大学連携研究設備ネットワーク事務局
E-mail:eqnet-office@ims.ac.jp
・講義内容に関する問い合わせ
岩手大学 田沼萌
E-mail:tanuma@iwate-u.ac.jp
【講師】吉田 恵一 氏(日本電子株式会社)
【参加対象者】大学・研究機関・公的機関に所属する技術系スタッフ(パート、派遣等含む)
【参加者条件】
1.所属機関でNMRの維持管理、研究者への支援を行っている。
2.実際にフッ素化合物の測定依頼がある。
3.三重共鳴プローブを利用しているが、測定方法をより深く学びたい。
4.今後、三重共鳴プローブ導入を予定している。
※上記1は必須。あわせて2~3のどれかを満たすこと。
【定員】4名(旅費補助有)
※定員に達した時点で申し込みは予告なく終了します。
【申し込み】https://forms.gle/iLQU4UhyBWcvacm99
締切:2025年7月18日(金)
【主催】大学連携研究設備ネットワーク
【使用装置】JEOL ECZS 400 ROYALプローブ HFX(日本電子)
【プログラム】
9:00~10:00 三重共鳴装置に関する座学
10:00~12:00 三重共鳴装置の測定実習(基本編)
12:00~13:00 昼休憩
13:00~17:00 三重共鳴装置の測定実習(応用編)
(13C観測(1H・19Fダブルデカップリング)、1H-19F TOCSY、19F-13C HSQC/HMBC)