開催日時 | 2020.3.18 2020.3.19 |
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開催場所 | 東北大学 |
【目的 】固体広幅NMRは液体のNMR(高分解能NMR)と比べると核スピンの様々な相互作用が消えずにスペクトルに現れており、固体物性に関わる静的・動的な情報が豊富に含まれている。この広幅NMRの格子-スピン緩和時間測定と高温測定システムを組み合わせることで、材料の活性化エネルギーを算出することが出来る。本講習会では一連の測定の流れから活性化エネルギーの算出方法までを学ぶ。
【主 催 】 :自然科学研究機構 分子科学研究所(大学連携研究設備ネットワーク・NICA)
【開催日 】 :令和2年 3月18日(水)13:30 ~ 3月 19 日(木)15:30
【開催場所】 :東北大学 工学部 工学研究科 総合研究棟201号室
東北大学 工学部 工学研究科 マテリアル開発系 材料実験棟NMR室
【講 師 】 : 安東真理子(東北大学 工学部 技術専門職員 )
【参加者】:固体NMRを5年以上担当している方。また担当装置が学外共用している方
【旅費】:支給
【プログラム】
3月18日(水)
13:30~ 固体NMRによる格子-スピン緩和時間の測定と活性化エネルギーの算出方法(座学)
15:30~ 装置セッティングとエチレングリコールを使った温度のキャリブレーション
17:00 終了
3月19日(木)
9:30~ 実機を用いた固体NMRによる格子-スピン緩和時間(T1)ダイナミクス測定
13:30~ T1-minimun観測と活性化エネルギー算出
15:30~ 終了