開催日時 | 2019.8.28 |
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開催場所 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
【1.題目】
JMS700による質量分析の高度技術修得を目指して
~放電に気をつけてnegativeモードで測定してみよう~
【2.目的】
質量分析法でよく利用されるのはpositiveモードである。EI法ではpositiveしか検出されず、また他のイオン化法でもプロトンやナトリウムイオンなど付加されたイオンが検出されやすいからであると考えられる。しかし、サンプルによっては電子の引き抜きが起こりやすいものなどもあり、必ずしもpositiveで検出されるとは言えない。
そこでnegativeモードでの測定を行うのだが、negativeモードはpositiveモードよりも放電が起きやすく、イオン源の調整や電圧調整などpositiveモードよりもシビアに行わなければならない。
今回は奈良先端科学技術大学院大学に設備されているJEOL社製JMS700を用いて、positiveモードよりも調整が難しいnegative-CI法、negative-FAB法に特化してイオン源セッティング、電圧調整、測定準備、マススペクトル測定の講習を行う。
【3.講師】
質量分析技術者研究会 三宅里佳
【4.実施日】
令和元年8月28日(水)
【5.集合場所】
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 質量分析室
【6.日程表】
8月28日(水)
9:00~ イオン源の調整、確認
10:00~ 測定実習(negative-CI法,精密質量測定)
13:00~ 測定実習(negative-FAB法,精密質量測定)
17:15 終了
【申し込みフォーム】 https://eqnet-study.jp/form/jms700negative.html
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